【ビジネスマナー】基本編 その2(社内でのコミュニケーション)
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どーも、ドンドンです。
ビジネスマナーの基本その1をご覧いただけましたでしょうか?
主に新人ビジネスマン向けの基本として、社内で気を付けるべき3つのことを取り上げました。
まだの方はご覧になってみてください。
今回は、社内でのコミュニケーションを取り上げます。
学生時代は恐らく、年上と言っても先輩という、それほど年齢の離れた方ではなかったでしょう。
急に大人に囲まれ、普段接する人が変わってしまい、雰囲気の違いをそれなりに感じると思います。
円滑な仕事のため、健全な社内の雰囲気のためにも、あなたにできることがあります。
ビジネスマナー:言葉遣い
外国人が日本語を学ぶときにむずかしいとされる1つに敬語があります。
でも日本人でも国語の授業などの時に、文法ででてくるこの敬語というジャンルは、難しくなかったですか?
学生時代、友だちと話すときは恐らくタメ口だったと思います。
ただ社会に出れば、大人に対して話さなければなりません。
特に新人ビジネスマンにとっては、まわりは自分より年上の方ばかり。
仕事内容そのものを覚える以前に、言葉遣いなど普段あまり意識してこなかった部分にも気を使う必要が出てきます。
敬語は大人になっても学ぶものです。
負担にならないようにおさらいしておきましょう!
敬語の基本
日本語の敬語には、以下の種類があります。
- 尊敬語
- 謙譲語
- 丁寧語
尊敬語
敬意を表すときに使います。
相手を中心に考え、相手の動作や状態、物に対して、相手を立てて用います。
例:お客様がいらっしゃる
謙譲語
自分がへりくだるときに使います。
自分の動作や状態、物に対して用い、自分をへりくだらせることによって、相手を立てます。
例:弊社担当が参ります
丁寧語
相手に対して丁寧に述べるときに使います。
主に「~です」「~ます」などで語尾を終えます。
例:「右手に見えますのが雷門です。」
以下はまとめた一例です。
敬語を活用する際の注意点
それは敬語を過剰に使用することです。
嫌味に感じたり、聞きにくかったりする場合があります。
例:× 今日は(どこどこに)越させていただいております
○ 今日は(どこどこに)来ております
ただ、一部のサービス業では、マニュアルでそう指定しているところもあります。
言葉は時代とともに変化していきます。
有名なのは、敬語ではないですが、ら抜き言葉でしょうか。
× 食べれる
○ 食べられる
今のところ、食べられるが正解となっていますが、グルメリポートなどでもほとんと食べれると言っていますよね。
あまりに守りすぎるのも頭の固い取り残された人になっちゃうかもしれませんね。
ビジネスマナー:伝え方
ビジネスでの話し方や伝え方があります。
これは日常のそれとは少し異なります。
具体的なイメージは、わかりやすく、端的にです。
5W1Hを考えて話す
5W1Hとは
- 誰が Who
- いつ When
- どこで Where
- 何を What
- なぜ Why
- どのように How
の頭文字からとっているものです。
これらを意識すれば、考えながら話し、結局とりとめもない報告になってしまうことを避けられます。
結果、話す前に考えるでしょうし、報告もまとまったわかりやすいものとなるでしょう。
結論から話す
この習慣はぜひつけてほしいです!
もしかしたら日常での会話は、こうこうこういうことがあって、その時こういうことがあって、それで自分はどう感じたなど、経過を話してから自分の感じたことや考えを話しているかもしれません。
別にプライベートを否定するわけではありません。
ただビジネスにはビジネスに適した話し方があります。
まずは結論を話し、必要があれば補足説明として理由や意見を述べます。
…これはブログにも通用するスキルですね。
まずは結論を述べる方がいいです。
その後、なぜなら○○○と続けていきます。
言いたいことが先に伝わり、わかりやすいですよね。
はっきりと話す
きびしい言い方ですが、自信なさげな話は、聞く価値に疑問を抱かせます。
もし伝えたいことがしっかりあり、かつ相手にも理解してほしいようでしたら、はっきりと話す必要があります。
社外ではもちろん大切な伝え方になりますが、社内においても同じです。
特にプレゼンなど、伝えたい、通したい企画があるのならなおさらです。
自信あふれたプレゼンに努めましょう!
ビジネスマナー:社内での呼称
社内
社内での呼称ですが、基本的には役職で呼ぶことになります。
役付きでない方の場合は、「~さん」と呼びます。
目上の方がほとんどだと思いますが、役職であっても「~さん」と呼ぶ会社もあります。
あくまで「さん」はつけましょう。
後輩であれば呼び捨ての場合もありますが。
役付きであれば、「○○課長」「○○部長」などと役職で呼ぶことを覚えておきましょう。
おまけ(社外)
社内と社外では、呼び方は異なります。
また別記事でも扱いたいと思いますが、基本的なルールは、対社外においては、社内の人は家族のようなものです。
つまり日本語において、身内について話すさい敬語を使わないのと同様、社外の方に社内の人を呼ぶ際は、呼び捨てになります。
仮に佐藤さんという部長がいたとして、クライアントから電話があり、「佐藤部長がいるか」と尋ねられた際、
- 正:佐藤は今 席をはずしております。
- 誤:佐藤部長は(あるいは佐藤さん)は今 席をはずしております。
ただし、「部長の佐藤は今席をはずしております」は問題ないとされています。
まとめ
社内でのコミュニケーションとして扱いました。
言葉遣いや伝え方、呼称を意識することにより、スムーズな社内のコミュニケーションを図っていきましょう。
ポイント!
ビジネスにはビジネスのコミュニケーションスタイルがある!
社内の円滑な運営に自分も貢献できるという意識を持ちたいですね。