【ビジネスマンの身だしなみ】スーツ編(スーツの3大スタイルを取り上げています)
どーも、ドンドンです。
最近はクールビズなど、ノータイの服装も問題ない会社も増えていますね。
それ以前にそもそもスーツ着用を義務づけられない会社も増えているかと思います。
されどスーツ姿はやはりかっこいい!
個人的にはスーツはとても好きです。
ネクタイもそれなりに持っていますし、TPOをわきまえ使い分けることができれば、おしゃれだし、仕事ができそうな感じがしませんか?
このページでは、スーツの3大スタイルを紹介して、それぞれのスタイルの代表的なスーツブランドなどのご紹介をしていきます。
ビジネスマンはもちろん外見じゃなくスキルが大切。
ただ時と場合をしっかりわきまえ、場にふさわしい装いができるのも、ビジネスマンの必須スキルではないでしょうか?
スーツの3大スタイル
あまり詳しくない方からすると、スーツにそもそも流行りがあったり、スタイルに違いがあることをご存じなかったりするかもしれません。
実はスーツには3大スタイルと言われる国別の特徴の違いがあります。
その3大スタイルの国と言えば
- イタリア
- イギリス
- アメリカ
と言われています。
それ以外にも、フランスや日本を入れて5大とする場合もあるようです。
スーツ3大スタイルのそれぞれの特徴
イタリア
伊達男のイメージがあるイタリア。
そのスーツスタイルの特徴は次の通りです。
- 柔らかな着心地
- 肩のラインはナチュラル
- 仕立てが立体的
- メリハリあるシルエット
- やや短めな着丈
もう少し細かく言うと、イタリアの北部ミラノと南部ナポリでもスタイルは少し違います。
北部はイギリスに近いので、後述しますが、イギリススタイルの影響が強いです。
一方南部は気候が暖かいということもあり、記事が薄めでスタイルもややタイトに仕上がっています。
イタリアスタイルで有名なブランドと言えば、次のようなブランドがあります。
Kiton(キートン)
”世界で最も美しい既製服” ”世界で最も美しい服” 最高峰のハンドメイドスーツ”と評されています。
既製服とハンドメイドが相反するように感じられるかもしれませんが、Kitonのその工程のほとんどは職人による手作業です。
ス・ミズーラと呼ばれるオーダーイベントもあり、エグゼクティブ層に大変人気のあるブランドです。
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)
生地としても有名なブランド。
イタリア トリヴェロに毛織物向上を設立したのが同ブランドの始まり。
ゆえにスーツとして使用する記事に妥協はありません。
「世界で最も美しいファブリックを作る」をコンセプトとしており、自社工場で生地から既製品まですべてを生産しています。
Brioni(ブリオーニ)
”世界屈指と称される紳士服ブランド” ”世界最高の既製服”と評されています。
非常に繊細な生地も、職人による手作業の縫製、アイロンワークにより、ぴったり体にフィットするスーツを作り上げています。
イギリス
陽気なイメージのあるイタリアに比べると、少しお堅いイメージがあるイギリス。
そのスーツスタイルは
- かっちりとした着心地
- 肩パットがしっかり入っている
- 胸を強調したデザイン
- シェイプがきつめ
- 長めの着丈
イギリス サビルロウがスーツの発祥の地と言われています。
この”サビルロウ”が背広という日本語になったという一説があるほど、スーツと言えばイギリスと言われていますね。
イギリススタイルで有名なブランドと言えば、次のようなブランドがあります。
Austin Reed(オースチン リード)
1900年に設立された老舗。
かのビートルズが愛用したブランドとしても知られていますし、チャールズ元首相も顧客だったザ・ブリティッシュなブランドです。
エリザベス女王から「英国王室御用達」のプレステージブランドであるという栄誉も授かっています。
Paul Smith(ポール スミス)
こちらも言わずと知れたブランドでしょう。
個人的には、若かりし頃から今でも好きなブランドの1つです。
保守的なイギリスブランドにおいて、色柄やデザインが先鋭的ですね。
でも実は仕立てにも非常にこだわっており、何より日本で展開しているものは、日本人サイズに合わせて作られています。
骨格などは日本人と欧米人では異なりますよね。
斬新さとは裏腹に細部までこだわりがみられます。
バーバリーは依然ブラックレーベルという若者向けのラインがあり、私も好きでした。
コートで有名なブランドかもしれませんが、スーツでもクラシカルな「バーバリー ロンドン」のラインがあり、やはり老舗の良さを味わえます。
アメリカ
大量生産、大量消費を時代背景として、発展してきたアメリカ。
いろいろな文化を採り入れつつ、合理的な手法でスーツも独自の発展をしました。
そのスーツスタイルの特徴は
見た目より、機能性を重視したデザインとなっています。アイビールックが有名ですね。
アメリカスタイルの有名なブランドと言えば、次のブランドがあります。
Hickey Freeman(ヒッキー フリーマン)
オバマ前大統領を含め、多くのエグゼクティブに愛されたブランドです。
ニューヨーカー、バンカーがこぞってこのスーツを着ると言われるほど、人気のあるブランドです。
Brooks Brothers(ブルックス ブラザーズ)
1818年創業の200年を超える老舗で、現存するアメリカの衣料ブランドの中で最も早く既製品のスーツを販売したブランドとして知られています。
サックスーツを生み出し、ザ アメリカを感じるブランドとして、顧客に愛されています。
J.PRESS(Jプレス)
このブランドは、アメリカイェール大学構内で操業を開始しました。
アメリカ東部の名門大学が集まるエリアですので、いわゆる意識高い系の学生たちの魅力的な要素が取り入れられたスーツスタイルで、エリートの証ともなったブランドです。
「ボックス型シルエット」「ナチュラルショルダー」「3つボタン段返り」「フックベント」など印象的なスタイルを有しています。
私個人は正直その世代ではないのですが、諸先輩方の手前、ブルックスブラザーズやJプレスなどは数着持っていますね。
良くも悪くも飽きの来ないよいスーツだと感じています。
番外
個人的には日本ではこのメーカーが、私は職人気質を感じ、気に入っています。
RING JACKET(リングヂャケット)
まとめ
3大スタイルについて、独断と偏見を交えつつ簡単に解説してきました。
- イタリア:色っぽい
- イギリス:お堅め
- アメリカ:合理的
という感じでしょうか。
みなさんはどのスタイルがお好きですか?
ポイント!
自分の好みだけの基準ではなく、TPOをわきまえた装いをしよう!
高いものを着るようお勧めしているわけではありません。
ただ高い物には高いなりの理由があります。
【ビジネスマンとしての身だしなみ】の他の編もご参照ください